「公式戦に出れなかったけど卒業」

 ここ数年間選手の数が足りなかったので、スポーツ21の延長として練習だけは続けてきました。
 続けているとドッジボールの楽しさや基本的なルールは判ってくるのですが、そこから先のスポーツとして、練習は自分で考え自分で工夫することが必要だとのところまではたどり着けません。
 やはり、自分たちだけで遊びに近いドッジボールですとプレーの一つ一つに甘えがあります。
 相手のボールに当たってしまっても悔しさは余り無いようです。
 自分を磨くには「勝って嬉しい」「負けて悔しい」からスタートですから、やはり他のチームとの交流から学ぶことのほうが多いようです。
 このチームにも6年生が一人だけいてくれて、年下のメンバーにやさしく接してくれていたので、続いていたのかも知れません。
 これはチームにとっては有りがたいのですが、この選手が交流会や公式戦に出場できなかったことが申し訳なく思いますが、小学生のスポーツとして続けてきたので、中学生になっても運動部で活躍することを期待しています。
 さてこの日は6年生を送る会のような感じの練習となりました。
 それはOBが何人も来てくれて一緒に練習をしました。
 体力が格段に違いますので、投げるボールは速いし受けるのもうまくなっています。
 その上、考えたプレーもしますので、現役選手は振り回されてあげくの果てにボコボコに当てられました。
 何ゲームもやっている中で現役選手のまぐれの様なファインプレーが出ると、OBは手をたたいて喜んでくれます。
 「いつに間にか君たちは大人になってきているんだなあ」と感心し彼らに感謝しました。

 これから受験や高校に進むとクラブ活動ももっと忙しくなると思いますが、都合がついたら皆で遊びに来てください。
    あ・り・が・と・う・!


一人の6年卒業生とOB

皆で一緒に

OBに向かってアタッーーク

手加減と言うことを知らないOBです

攻めましょう

じゃあ、守りましょう